”おすすめ映画”なんですか?
こんにちは。tsumuriです。
世界各国で猛威を振るうコロナウィルスの影響が様々な場所で起きています。
そんな中ニュージーランド警察が呟いた「歴史上初めて、テレビの前で寝転がっているだけで人類を救える、ヘマするなよ」というツイートが賞賛を浴びていましたね。
と、いうわけで(どういうわけ)僕の初めての投稿はやはり好きなものに焦点を当てていこうと思います。
- ショーシャンクの空に
- 魔女の宅急便
- ローマの休日
- しあわせのパン
- サマーウォーズ
- 湯を沸かすほどの熱い愛
- リメンバー・ミー
こちらも要チェック→おすすめ名作映画10選-洋画感動編-
今なら31日間無料♪
広告
目次
おすすめ映画①「ショーシャンクの空に」
1994年に公開されたアメリカ映画。
優秀な銀行員だった主人公のアンディ(ティム・ロビンス)が奥さんとその愛人殺しの冤罪で逮捕され、裁判の結果は終身刑。ショーシャンク刑務所で服役が始める。
というところから物語が始まります。
初めは誰にも心を開かないアンディですが、調達屋であるレッド(モーガン・フリーマン)にロックハンマーを注文します。
それがきっかけでレッドとその仲間たちと少しづつ交流を深めるようになります。
その後、服役囚ながら銀行員時代の知識を生かし、所長や刑務官の財務処理や資産運用などを任されるようになり…。
この映画を始めて見た後の爽快感は最高でした。
仲間との友情や現実での葛藤など、それらが刑務所ならではの角度で描かれており、それに対するアンディ行動の一つ一つが胸を打ちます。
また、そんなアンディの考えや行動に勇気をもらい変わっていくレッドも本当にカッコいい。
正義は勝つという分かりやすい展開もこの時代のアメリカ映画らしい作品かもしれません。
おすすめ映画②「魔女の宅急便」
言わずと知れたスタジオジブリ作品「魔女の宅急便」(1989年)
宅急便というワードがヤマト運輸の登録商標であった為、スポンサーになっている。
田舎町で暮らす主人公魔女のキキ。「魔女は13才になると他の街で1年間暮らさなければならない」というしきたりの為、家を出ます。
知らない人、知らない街の中で自分の考えの甘さを痛感していたとき、グーチョキパン店のおかみであるおソノさんに出会います。
魔女のこと、修行のことを伝えおソノさんの家に住み込みで手伝いを始めたキキは、自分の特技である「空を飛ぶ」ことを生かし、魔女の宅急便屋を始めますが…
ジブリ作品の中で一番好きな作品は?と聞かれれば僕は間違いなく「魔女の宅急便」!と答えます。
13才なんてまだまだ子供ですよね。知らない街で自分の力で生きていくって並大抵のことじゃないと思います。
それでもキキは持ち前の明るさと意思の強さで毎日を懸命に生きて、人との出会いや仕事を通してどんどん成長します。
僕はこのお話は才能の話だと思っています。
僕らが小さいころ無意識にやってたことで、大人になって出来なくなってることってあるじゃないですか?
面白いことを考えたり、何も考えずに思い切り歌えたり、好きってだけだけで絵を描けたり。
小さい頃は、そこに理由は必要じゃなかったんですね。きっと。
ただ、大人になるとそれをやるのに理由を求められてしまうんです。その相手は他人の場合もありますが、自分自身の場合もあります。
地元を離れるときはほうきをパシンッと叩くだけで飛んでいたキキが、自分の意志で空を飛ぶ為に、ほうきに命令します。
自分の才能を自分の意志で行使する為に。
原作は角野栄子さんの児童文学。原作では、映画のストーリーの後に5巻分の続きがあるのでそちらも是非手に取ってみてください
おすすめ映画③「ローマの休日」
イタリア・ローマを舞台にした不屈の名作「ローマの休日」(1954年日本公開)
某国王女のアン王女(オードリー・ヘプバーン)と新聞記者のジョー・ブラッドレー(グレゴリー・ペック)の純愛物語。
ヨーロッパを訪問中のアン王女は堅苦しい毎日と疲労の為、嫌気が差し滞在してた城を抜け出してしまう。
しかし、打たれていた鎮静剤のせいでフラフラと近くのベンチで眠りについてしまう。そこに新聞記者のジョーが通りかかる。
介抱しつつ家に連れて帰るが翌朝、アン王女の素性に気付き、友人カメラマンのアーヴィングに依頼し自分とアン王女のスクープ記事を書こうとするが…。
見どころはローマ観光地!
アン王女とジョーはタイムリミットまで一日だけデートをすることになります。
ジョーが素性を偽ってデートをしている様子をアーヴィンに撮ってもらう為のデートなんですが、スペイン広場、真実の口、サンタンジェロ城と観光地のオンパレード。単純に行ってみたいなぁと思わせられます。
そして、何よりオードリー・ヘプバーンが本当に可愛い。今見てもこれだけ可愛いなんて、当時人達の熱狂ぶりはどれほどのものだったでしょう。
オードリー・ヘプバーンはこの作品が初めての主演作品、一方グレゴリー・ペックは「アラバマ物語」や「小鹿物語」などで受賞歴もある為、当初ペック主演の予定でしたが、ペックがオードリーの才能を見出し同じ主演扱いにしてほしいと懇願。その為公開時にはタイトルの前に二人の名前が主演扱いで載ったそうです。
僕の地元高知では、地域活性化も目指し、休日に高知に遊びに来てもらう為のキャッチコピーとして「リョーマの休日」を掲げてました。
あ、これは完全に余談です。
おすすめ映画④「しあわせのパン」
北海道を舞台にした三島由紀子監督の初の長編映画「しあわせのパン」(2012年)
湖畔に佇む二階建てのカフェ「マーニ」。
夫の水嶋尚(大泉洋)と妻の水嶋りえ(原田知世)。二人の作るパンとコーヒーが常連のお客さんの憩いの時間を作っていた。
自然の中で作られた優しくも温かい食事は遠方からやってきた人の心にすーっと染み込んでいく。
季節が廻る中で、「マーニ」を訪れる様々な人達の時間を少しずつ切り取って、どこまでも優しく受け入れる。
映画もさることながら主題歌「ひとつだけ」も本当に素敵。
そもそもこの映画の脚本も監督の三島由紀子さんが矢野順子with忌野清志郎の「ひとつだけ」にインスパイアされて書き下ろした作品なので、当たり前ですが映画と曲のマッチングがほんとに素晴らしい。
時間がゆったりと流れてくので、個人的にはお休みの日の昼下がりに膝に猫を抱えてう(飼ってませんが)のんびり鑑賞したいなと思う作品です。
ジーっと物事を見つめていると、その変化に気付くのは難しくて、そこから少し離れてみると大事なものだったり誰かの思いに気付く。
そんなことを教えてくれた気がします。
おすすめ映画⑤「サマーウォーズ」
日本のアニメーター細田守監督の初の長編オリジナル作品。(2009年)
インターネット上の仮想世界のOZは、様々な端末でアクセスし自分のアバターを使ってゲームやショッピング、様々な手続きを行える便利なシステムだった。
高校2年生の主人公健二は憧れの先輩夏希から実家に同行するというアルバイトに誘われる。バイト内容は夏希先輩の曾祖母の誕生日に先輩の婚約者のフリをするというものだった。
その夜、健二の携帯電話に謎の数字の羅列が届く。その羅列が暗号だと考えた健二はその問題を解く。それはOZの管理権限の暗号だった。
翌日、ラブマシーンという人口知能にOZが乗っ取られ、現実世界のインフラにまで影響を及ぼしてしまう。
暗号を解いた健二の運命は、ラブマシーンとは…。
青春爆発のエキサイトムービー!!
細田守監督の作品結構好きで、「時をかける少女」、「おおかみこどもの雨と雪」、「バケモノの子」とどれも大好きなんですが、今回は一番スカッとする「サマーウォーズ」をチョイスしました。
ラブマシーンの暴走が始まってインフラに影響が出た時の栄おばあちゃんのリーダーシップはすごかった。
現代ってネットでいろんなことが出来るし、顔を見たことない人とも話せるし、遊べるし、仕事だって出来る。
でも、本当に現実に問題が起こったときは、単純なヒューマンパワーがこんなに力を発揮するのかと震えた。
黒電話をジーコジーコ回して、電話口からみんなを奮い立たせる。電話を受けてる人はこのおばあちゃんがどんな人かを知っててその思いにしっかり応えようと奔走する。
丁度、今現在の日本にもこんなおばあちゃんが必要だ。
夏希がラブマシーンとの最後の対決に挑んだ際の「こいこい」も必見!
おすすめ映画⑥「湯を沸かすほどの熱い愛」
宮沢りえ主演。家族の愛の物語。2016年公開。日本アカデミーショー6部門受賞。その他映画祭でも数々の賞を獲得している。
主人公の双葉(宮沢りえ)は夫、一浩(オダギリジョー)の失踪をきっかけに営んでいた銭湯を閉め、パン屋のパートで家計を支えていた。
ある日、職場で倒れ、診断で余命2~3か月と伝えられる。ガンだった。
落ち込む双葉は、すぐさま立ち上がり自分が残された時間でやるべきことに向け動き始めた。
ティッシュ1箱じゃ足りない程の家族愛!
まず、宮沢りえさんが本当に素敵。ちょうど少し前に「紙の月」を見たところだったので余計に素晴らしさが伝わってきました。
人はいつか死んでしまう。それは分かっているようで、本当は誰も分かっていない。大切なものが大切ってずっと思い続けることはこんなに難しいんだな。そんなことを考えさせられました。
そして、「母親」は本当に偉大。
愛の許容量が全然違うんじゃないかと思います。自分の命の終わりを伝えられて、じゃあ残り時間で何がしたい?って聞かれても果たしてこんな選択が出来るのかな?
その愛に当てられた人達が自分や自分の大切なものを守っていく姿もとても好きです。
おすすめ映画⑦「リメンバーミー」
2017年公開のディズニー・ピクチャー配給映画「リメンバー・ミー」
遠い昔のメキシコ。主人公のミゲルは同郷の伝説のミュージシャン・デラクルスに憧れ自作のギターでこっそりいつも練習している。
というのも、ミゲルの一家は代々靴職人。家族はミゲルにも立派な靴職人になってほしいと思っていた。その上、曾祖母のママ・ココの父は母を置いてミュージシャンになる!と家を出ていってるので、ミゲルはミュージシャンを目指すことはおろか音楽を聴くことすら禁止されていた。
そして、年に一度訪れる「死者の日」を迎える。
他界した先祖が家族に会いに来るという日本で言うお盆だ。
自宅の祭壇に先祖の写真を飾り帰りをっていると、家を出たと聞いたひいひいおじいちゃんの持つギターがデラクルスのものと同じものだと気づく… 。
死後の世界の表現がとても鮮やかで美しい!
この映画の印象としてまずこの鮮やかさが飛び込んできます。
死者の日、死後の世界と普段なら触れることもためらうワードですが、ディズニー・ピクサーにかかればこんなにも鮮やかで繊細な世界になるのかと感動しました。
冒頭でミゲルの置かれているやりたいことに出会える幸せと、それが出来ない環境にいる不幸せが苦しかった。
昨今ではそこまでの苦労を感じることの方が少ないでしょうし、夢見ることの素晴らしさを捻じ曲げるつらさがひしひしと伝わってきました。
ただ、やはり夢は止められないんです。劇中はミゲルをずっと応援してました。
この作品を見て最初に思ったのは家族に会いたいな。でした。
離れててもちゃんとお互いを思えるってホントに素晴らしいなと思います。
分かりやすいストーリーにほんの少しのスパイスがあって心から楽しめました。
あ、ティッシュは忘れずに。
まとめ
映画って本当にいいですね。
懐かしのセリフを引用致しましたが、本当に常々思います。
今回は自宅待機中の方に向けたおススメ映画だったので、明るい作品やぐっとくる作品を中心にお届け致しました。
それではまたお会いしましょう。
【映画】才能と自立の話。「魔女の宅急便」を見た感想とネタ話。
[…] 前回のblog→自宅待機中に見たいおススメ映画7選!! […]