絵本「むれ」はお読みになりましたか?

こんにちは、tsumuriです。

話題の絵本「むれ」は読みましたか?

第12回MOE絵本屋さん大賞2019にて新人賞で第一位に選ばれた作品です。

お笑い芸人・ひろたあきらさんのデビュー作「むれ」。

仲間外れを見つけるように進んでいく絵本なのですが、「違う」ことは「何も問題がない」ことを教えてくれる絵本です。

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読み聞かせで子供が大興奮!

読み聞かせで子供が大興奮!

シンプルな言葉のあとにびっしりと書かれた様々なむれ。

子供たちは夢中になって仲間外れを探します。

ユニークな個性を持った仲間外れ探しに大興奮間違いなし。

子供が参加でき、大人もクスリと笑える探し絵本です。

「むれ」とは

集合体のこと。

同じものの集まり。

絵本では、鳥のむれ、羊のむれ、透明人間のむれ(?)、など様々な同じ色や形のものが並んでいます。

仲間外れ

同じ色、同じ形、のものが並んでいる中で、他とは違うものを指します。

一羽だけいる、飛ばない鳥。

一頭だけいる、首の短いキリン。

一匹だけ、逆方向に向かうアリ。

仲間外れは善か悪か。

仲間外れは善か悪か。

正直なところ、同じものがたくさん並んでいたとして、一つだけ違うものがあればそれを外したいと思うのが普通なのかもしれない。

精密な機械の中にあるネジが一つだけ、他のネジより歪んでいれば、全体が正しい役割を果たせなくなるだろう。

だが、ひとたび舞台を変えれば、同じものが並んでいることの方が気味が悪い。

街へ買い物に出かけた際に、すれ違う人達がみんな同じ格好をしていればあなたはどう思うだろうか。

そもそも仲間外れという言葉が的外れなのだろう。

状況や場所や与えられた役割に応じた、そのものらしさがきっとある。

ピース又吉さんが帯コメント

「ページをめくるたびに「発想」と「発見」があって、わくわくした。「むれ」にもバリエーションがあっていいのだと勇気を貰えた。ひろたあきらの想像力から目が離せない。」

受賞のインタビューの際に、こちらの帯コメントに対し、「中身より価値がある」と笑いを取っていた辺りさすが芸人さん。

ひろたあきら

1989年愛知県生まれ。吉本興業所属のお笑い芸人。
ライブなどで活動するほか、絵本を用いたイベントや読み聞かせ会を積極的に行う。
本書が初めての絵本作品となる。

本音を言えば、『むれ』を世界中の子どもに読んでほしい。大人も子どももすべての人に楽しんでほしいです。

実は、絵をよーく見た人だけにわかる、ちょっとした「おまけ」みたいな絵探しもあるんですよ。いろんな「むれ」の中を探してみてくださいね。

https://kadobun.jp/feature/interview/150.html

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