“ジーサンズはじめての強盗“は、モーガン・フリーマン、マイケル・ケイン、マイケル・ケインという大御所3名を筆頭に行われるじーさんたちの「ドタバタ強盗コメディ」です!
まぁ強盗は犯罪なんですけど、アメリカの正義は何でもやっていい感満載のコメディ映画となっています。
でも、何も考えずに見て、ははっ!って笑ってほしい映画です!
では参りましょう!
この記事では、
- “ジーサンズ はじめての強盗”のあらすじ
- “ジーサンズ はじめての強盗”の見どころ
- “ジーサンズ はじめての強盗”にネタバレ感想
についてまとめています。
痛快・爽快強盗パロディ!是非ご覧ください!
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目次
“ジーサンズ はじめての強盗“
公開 | アメリカ2017年 日本同年公開 |
監督 | ザック・ブラフ |
脚本 | セオドア・メルフィ |
本編 | 96分 |
出演 | モーガン・フリーマン マイケル・ケイン アラン・アーキン 他 |
“ジーサンズ はじめての強盗”あらすじ
ジョー(マイケル・ケイン)、ウィリー(モーガン・フリーマン)、アルバート(アラン・アーキン)の3人はニューヨークに住むシニア世代で、生涯の友である。
ジョーは、退職した会社が買収されるために企業年金の振り込みが停止されてしまい、銀行から借りた住宅ローンの引き落としがされず、催告書が送られてきた。
ジョーは銀行に向かい職員と交渉していたところ、黒いマスクをつけた3人組による強盗の現場に遭遇してしまう。
ジョーは3人のうちのリーダー格の男と話をし、財布を差し出そうとしたが、「もらえない。年寄りを敬うのは社会の義務だ。」と言い残し解放される。
男は首筋にモンゴル戦士の刺青を入れておりジョーは警察に証言する。
強盗団は160万ドル以上を奪って逃走に成功した。
3人が勤めていた鉄鋼会社が買収されることが決まり、彼らの年金資金は新会社に移管されるが支払われる可能性がなくなる。
特にジョーの場合は、娘のレイチェルと孫娘のブルックリンと暮らしている家がローン支払いの延滞で取り上げられそうになってしまう。
また、ウィリーは腎不全で移植が必要な重病であることがわかり、さらに経済的な事情から娘と孫娘とは離れて暮らしており、不安を募らせる。
ある日、ジョーは年金資金を収納してきた銀行を襲って、自分たちのものを正当に取り返すことを決意する。
アルバートとウィリーは、最初は呆れるが、やがて賛同する。
3人は「肝試し」のために近所のスーパーで万引きをするが、失敗して捕まり、店長に説教される。
アルバートは、スーパーで働くアニーに言い寄られていた。
3人はジョーの元娘婿マーフィーを通じて、プロの犯罪者でペットショップ経営者のヘスースに強盗の手口を教わることになる。
彼らは、老人集会所の慈善カーニバルを隠れ蓑にしてアリバイ作りを計画する。
そして、決行の日を想定した訓練が始まる。
防犯カメラの位置や、ガードマンの動き、所要時間、逃走車両の入手方法など様々な強盗の技術を学んでいく。
そして当日。
3人は「ラットパック(フランク・シナトラ、ディーン・マーティン、サミー・デイヴィス・ジュニア)」に変装し、誰も傷つかないように空砲を使用する。
ところが強盗の最中にウィリーが息苦しさを覚え倒れたため、居合わせた子供が彼のマスクを上げて呼吸を整えてくれた。
その時、ウィリーは口の部分と孫娘の写真が文字盤になっている腕時計を見られてしまう。
ウィリーは彼女に威圧感を与えないように親しげに会話を交わし、強盗は失敗しそうになるが、何とか持ち直し 3人は230万ドル以上を奪って逃走できた。
銀行強盗を成功に収めた3人は高級レストランで打ち上げをするが、帰り道、ウィリーが倒れて救急車で運ばれてしまう。
病院でウィリーの状態を知ったジョーとアルバート。
腎不全で移植を行わないと退院すらできないウィリーはどうにか無事で、ベッドで横になっていた。
しかし、以前、3人を捕まえたスーパーの店長が、万引きが録画された店の映像と銀行の監視カメラの映像を比較して、アルバートの歩き方と同じだと証言し、FBIのヘイマー捜査官に疑われて逮捕されるが、3人ともアリバイを主張するが…
“ジーサンズ はじめての強盗”見どころ
いや、無理でしょ?
そもそも銀行強盗に遭遇したジョーが自分も銀行強盗をやる!
と言い出すがおかしい笑。
しかも仲間はジョー、ウィリー、アルバートの三人でみんな80才オーバー。
成功する可能性が全く見えないところがコメディの一つとして微笑ましい。
コメディ要素たっぷり
80才オーバーの3人の友情が、ダメなものはダメとちゃんと伝えながらも放っておけず、しっかりと仲間を支えるという年齢を感じさせない要素がまた面白い!
また今回の強盗劇は、お年寄りだから無理でしょ?
ではなく、お年寄りが銀行強盗をするための方法として描かれているのでそれがまた一つコメディ要素のスパイスとなっている気がします!
お達者コメディ シルバー・ギャング
実は今作には、リメイク作品なんです!
「お達者コメディ シルバー・ギャング」という銀行強盗をたくらむ3人の老人の話のリメイクです!
実際内容やラストは今作とは大きく違い、悲しい要素を含んでいます。
時代背景も感じるラストは必見です!!
“ジーサンズ はじめての強盗”ネタバレ感想
「すべて順調で妙な気分だが、たぶんこれが幸せってやつだ。」
アルバートの最後のセリフですが、この作品はこれが言いたかったのではないかと思わせるほど、ポピュラーで素敵な言葉ですね。
ただ、違和感も否めません。
高齢社会の弊害と、自由を勝ち取る勇気を比較として物語が進んでいきますが、結局犯罪を行って、それをあたかも自由の権利のように表現しています。
ねずみ小僧が江戸の平和を考えた義賊だったように、ジーサンズも同様のことを行いますが、実際のところその責任の所在はどこにあるのか…
とまぁそんなことを見ながら思ってしまったのですが、実際のところはそんなこと1mmも考えなくていいです!
エンターテイメントをエンターテイメントして表現する姿勢を感じてほしい。
今作には、かのクリストファー・ロイドも出演しています。
バックトゥザフューチャーでお馴染みのドクですが、まごうことなきドクでした笑
この辺も是非チェックしてみてください。
いかがでしたか?
90分と見やすい映画ですので是非ご覧になってほっこりしてください♪
同じく高齢者が登場するドタバタコメディはこちら!
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