“ノー・タイム・トゥ・ダイ”を観てきました。
2時間40分はなかなかに長いのでこれから事前にトイレなどは先にお済ませください。
12:30上映開始だったので12:20くらいに着席。
エンドロールが終わり席を立ったのが15:30。
3時間ちょい座席にいることになりますのでね。。。
さすがのアクション!さすがのボンドカー!スパイアイテムもキラリと光ってました♪
さて今回は、
“007/ノー・タイム・トゥ・ダイ”の
- あらすじ
- 見どころ
- ネタバレ感想
について解説していきます。
※ネタばれも含みますので、何も知らずに見たい方はお気を付けください!
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目次
“007/ノー・タイム・トゥ・ダイ”
公開 | 2021年イギリス(9/30)、日本(10/1) |
監督 | キャリー・ジョージ・フクナガ (IT/イット “それ”が見えたら、終わり。)で脚本で務める。 |
原作 | イアン・フレミング(ジェームズボンドシリーズ) |
本編 | 163分 |
出演 | ダニエル・クレイグ ラミ・マレック レア・セドゥ ラシャーナ・リンチ ベン・ウィショー アナ・デ・アルマス ナオミ・ハリス ジェフリー・ライト クリストフ・ヴァルツ レイフ・ファインズ |
007シリーズ
作家イアン・フレミングが1953年に生み出した架空の英国秘密情報部のエージェントを主人公とする小説群であり、主人公の名は「ジェームズボンド」。
そのコードネームが007(ダブルオーセブン)。
映画ジェームズボンドシリーズのボンド役は「ショーン・コネリー」演じる初代から最新作の“007/ノー・タイム・トゥ・ダイ”の25作目までで6人が演じています。
1964年にフレミングが56歳の若さでこの世よ去った後、8人の作家がボンドの小説やノベライズ本などの作品を執筆しています。
誰もが知る架空の人物ですもんね。
“ノー・タイム・トゥ・ダイ”あらすじ
英国機密情報部(MI-6)を引退したボンド(ダニエル・クレイグ)はマドレーヌ(レア・セドゥ)とイタリアの旅行に来ており、これからのことを考え、亡くなってしまった昔の恋人ヴェスパー(エヴァ・グリーン)のお墓を訪れ過去に別れを告げに来ました。
しかし、お墓の前にある花束の中にボンドが壊滅に追い込んだ組織「スペクター」のマークを見つけた次の瞬間、爆発が起こりその後何者かに追われるボンド。
スペクターの一員だった「ホワイト」を父に持つマドレーヌが裏切ったと考えたボンドはマドレーヌを問い詰めながらも、追手を退けます。
しかし、ボンドはどうしてもマドレーヌ信じることが出来ず、彼女を列車に乗せもう会わないと話します。
5年後、ジャマイカで一人平穏に暮らすボンドにかつてに旧友CIAのフィリックス(ジェフリー・ライト)が訪れます。
フィリックスはボンドに、細菌学者であるヴァルド・オブルチェフの救出を依頼します。
しかし、引退したことを理由に断るボンド。
その帰り道、ノーミ(ラシャーナ・リンチ)と出会い自宅に招きます。
ノーミは、「007」を引き継ぐMI6の諜報員で、一連の事件が「ヘラクレス計画」と関係があることを伝えます。
「ヘラクレス計画」は、ボンドのMI6時代の上司、M(レイフ・ファインズ)が行っていた計画だった為、真相を確かめるべく、フェリックスの誘いを受けキューバに向かいます。
キューバではスペクターが集まる集会が開かれておりそこに、CIAの新人局員パロマ(アナ・デ・アルマス)と潜入します。
しかし、ボンドの潜入はバレており、ボンドに向かって最新兵器である毒ガスが噴射されるのですが、、、。
ヘラクレス計画とは!?真の黒幕は!?ボンドとマドレーヌの恋の行方は!?
是非劇場でお楽しみください!
“ノー・タイム・トゥ・ダイ”見どころ
ダニエル・クレイグ最後のジェームズボンド!
ダニエル・クレイグは今作が5作目のボンド作品になるわけですが、今作で最後と話しています。
6人目のボンドを演じた俳優ですが、当初はブロンドヘアで青い目のボンドを受け入れられない人が多々いたようです。
今までのイメージはダンディズムや男の憧れのようなボンド像でしたが、ダニエル演じるボンドは人間味があり、ボンドの内面に踏み込むような描写も多く見られます。
ジェームズボンドに新しい風が吹いたと言っても過言ではありません。
それゆえに、今作で最後なのは本当に残念です。
“ノー・タイム・トゥ・ダイ”に散りばめられた和モノ
マドレーヌが幼少期に襲われたとき、相手がつけていたお面が能面を思わせるものでした。
また、今回の適役サフィン(ラミ・マレック)が親から引き継いだとされる毒の庭はまるで枯山水。
そして、アジトには盆栽や畳を敷かれた部屋がありました。
日本の要素が取り込まれているのは意図したものですか?というインタビューで監督はこう答えていました。
「はは(笑)。そこに僕の要素が入るのは避けられないよね。だけど、クラシックなボンド映画の悪役やアジトへのオマージュにもなっている。あと、この映画に取り組む1年前に直島(香川県)へ行ったんだけど、そこにある美術館がとても気に入ったんだ。建築家・安藤忠雄の美術館もあって。あれはそうしたいろんな影響から生まれたものだよ」
https://www.cinematoday.jp/news/N0126293
個人的には、ボンドが畳に土足で上がらなくてよかったです笑
アクション!カーチェイス!
007と言えば、アクションにカーチェイスですよね!
そして、Qが用意するスパイアイテムもワクワクさせてくれます。
今回も、かっこよかった!
イタリアの街中をバイクや車で縦横無尽に駆け回るカーチェイス!
自然の山や川を四駆で跳ね回りながらの押し合いへし合いど突き合い!
ボンドカーが敵に囲まれ、銃を乱射されなれるピンチがありますが、ヘッドライトに装備されたマシンガンをぶっ放しながら、くるくるとドリフトターンを繰り返しその場から脱出するシーンは圧巻でした。
小話ですが、ここではタイヤのグリップを安定させるためにコーラを撒いたそうです!
昔のドラッグレースにも使われていた裏技がこんなところでも使われてるんですね!
コミカルなシーンも健在
緊張していると自分で言うパロナのキュートでせかせかした場所は微笑ましく見れます(死なないで!って思ってましたがw)。
また、新しい007であるノーミが復帰したボンドのコードネームはいくつだとさりげなく何度もMに問いかける様子は劇場内でもクスクスと笑い声が起きていました。
シリアスな中でもこういう遊び心は最高ですね!
“ノー・タイム・トゥ・ダイ”ネタバレ感想
圧倒的こうじゃないだろ感
ここからはあくまで個人的な感想にです。(今までもそうですが笑)
作品が良くなかったというわけでは決してありません。(良かった)
でもなんか残念なラストでした。
ダニエル・クレイグの最後のボンドとは言えこの終わり方はない。
2時間40分という長い本作の中で、もう少し掘り下げる部分とか、繋げ方があったんじゃないかと思う。
サフィンがホワイトに復讐するためにホワイトの家族である、マドレーヌとその母に危害を加えに家に来たのに、外に逃げ出したマドレーヌが氷の湖に落ちた後に助けた理由がよく分からない。
無理矢理に理由付けをするのであれば、マドレーヌを歩く生物兵器に変えることで、一生不幸にすることが目的か?とも考えましたが、それもちょっと弱い。
スペクターの首領ブロフェルド殺害の為に利用しましたが、幼少期にそんな都合のいい仕事に就くなんて想像も出来ないでしょうし。
でも、まぁこの辺はいいんですよ。
問題はラスト!
これは賛否両論別れるラストですね。
是非ご覧になってください。
ただ、ジェームズボンドをダニエル・クレイグが演じて、人間味がある主人公になってもやっぱりそこは無敵のヒーローであってほしかったし、
ウサギ拾うなら届けろー!!!!
アジトに一人残ったボンドが、脱出の前にマチルドが大切にしていたウサギのぬいぐるみを拾うシーンがありますが、その伏線は回収してほしかったYO!!
口コミを観ると王道的な最後を望んでた人も多かったような気がしますね。
家に届くとか、車の後部座席で揺れてるとか、もうちょっと希望が欲しかった。。。
今作は思ったよりもずいぶん愛とか関係性に寄せた作品だったように思います。
ダニエルお疲れさまでした!
“ノータイム・トゥ・ダイ”をご覧になる予定の方は、ダニエル・クレイグ演じる007シリーズを先に見ておくことをお勧めします!
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是非とも♪
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