“シン・ジョーズ”を観ました。
基本的に前情報を得ずに見るタイプなんですが、今回ほど少し調べておいた方が良かったと思ったことはないです。
サメ映画、しかもジョーズと聞くとパニックホラーを想像しますよね?
ビール片手に、いざ!と見始めたのですが、これがまたなかなかにお粗末な展開でして、そういうものとして見始めればきっとそれはそれで楽しめたはずなのに!
というわけで今回は、”シン・ジョーズ”の
- あらすじ
- 見どころ
- ネタバレ感想
について解説していきます!
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目次
“シン・ジョーズ”
公開 | 2016年アメリカ |
監督 | A・B・ストーン(アナコンダVS殺人クロコダイル) |
本編 | 86分 |
出演 | レイチェル・ブルック・スミス ジェフ・フェイヒー デヴィッド・ファウスティーノ ボビー・カンポ マライア・ボナー イザイア・ラボード |
あらすじ
水上スキーを楽しむ女性客を引っ張っる船長ロドガー(ジェフ・フェイヒー)が少し目を離したときに、女性客が居なくなり慌てて船を旋回させます。
女性客のところに戻るとすでにサメに攻撃され真っ二つになり死亡していました。しかし妙なことにウェットスーツや体が焼け焦げているのでした。
サンディエゴでライフガードをしているジーナ(レイチェル・ブルック・スミス)は砂浜で打ち上げられた「焼け焦げた魚」を何匹も見ており、同僚のカプラン(ボビー・カンポ)に無線で報告しますが、カプランは誰かのいたずらじゃないか?と一蹴していました。
港に戻ってきたロドガーはその奇妙な体験を保安官に話しますが相手にしてもらえませんでした。
ちょうどその話を聞いていたジーナは打ち上げられた焼け焦げた魚などを考えてある仮説を立てます。
「放射能に汚染されたサメがいる可能性がある。」
地元インターネット番組スタッフのトロイ(イサイアー・ラボルド)とフェリス(マライア・ボナー)に取材されたジーナはそう答え、本当にそうならば私たちに出来ることはないと危険性を訴えます。
フライボードで遊ぶ人やパラセーリングを楽しむ人がサメに襲われる事故が発生します。
この時もボートが燃えていますが、なぜかFBIはボートのエンジン火災として取り扱いました。
一方、『チューマゲドン』というネット動画の撮影が海辺のレストランで行われていました。
配信者のフォルテが、食べた物の感想と共に素材や調味料などを当てるといった番組でした。
シーフードレストランで行われていた撮影中に口にしたのは、その近海で取れた魚。
フォルテが魚を口にし、コメントを出している途中に顔が真っ赤になりついには爆発を起こします。そして、厨房からも火だるまになったコックが現れ店は炎に包まれました。
ジーナとカプランはガイガーカウンターをドローンに乗せ、海の放射能とサメの捜索に乗り出しますが…。
続きは→シンジョーズ 本編
“シン・ジョーズ”見どころ
燃えるサメ
放射能に汚染されたせいで燃えるサメ?しかも、近くにいた魚も燃やし、何なら後で爆発もする。
サメ自身は陸まで飛び上がることが出来るが海水で冷やし続けてないと、爆発する…。
ふわっとした放射能の知識がドラマティックに盛り込まれているんでしょうかね。
どことなく「シン・ゴジラ」を連想させますが、内容はかなりお粗末です。(コメディ要素が強いのでそれでいいんだと思います。)
笑わせにくる
同じくライフガードのリースは真面目人間ですが、足のケガで仕事が出来ないカプランは無職だと、割と嫌なことを言うタイプです。
昔、サメに襲われたときに手持ちの棒で難を逃れたことから、この棒に対し信頼を寄せており問題のサメにも勇敢に飛び掛かっていきます。(上の写真)
結果は「瞬殺」
勇ましいBGMもぽっという音と共に終わり、ざざーんという波音と共にサメは悠々と泳いでいきます。
また、後半には、フェリスがジーナもろともダイナマイトで自爆しようとライターの火を近づけるシーンがあります。
頭を押さえつけられているジーナが、息で火を消す→フェリス、ライター付けなおす(BGMシリアス)→消す(BGM止まる)→つける→消す→つける→消す。
いや、もうただのコメディやん!これ!!
やっぱりか!
字体までまんま意識してますね笑
ちなみに、原題は「Atomic Shark」
atomic 【形】 原子[原子力・原子爆弾]の[に関する・による]
邦題のシン・ジョーズのシンは罪の英訳「Sin」からきてるようですね。
“シン・ジョーズ”こんな人におすすめ!
- B級映画が好き!
- 笑わそうとしていることに目くじらを立てない
- ツッコミどころ満載も嫌いではない
- 我慢出来る
“シン・ジョーズ”ネタバレ感想
パニックホラーを観ようとなんとなく見始めてしまった”シン・ジョーズ”でしたが、途中から頭のチャンネルを切り替えて観ることでそれなりに楽しめました。
前半はとにかくテンポが悪いし、このカット必要かな?と思わずにはいられないシーンも多々ありましたし、CGがいかにもCGでうまく映画に入り込めませんでした。笑
レストランで人が爆発するシーン(放射能に汚染された魚を食べたからw)でついに吹き出してしまい、そこからはこれはコメディなんだと思えばそれなりに楽しむことが出来ました。
そう思えばカプランのあまりの役に立たなさや、なんとなく役者人のぱっとしないところもすんなり入り込んできます笑
ある意味での怖いもの見たさで是非ご鑑賞ください。
86分の映画なのに残り何分?え!?まだ20分もあるの?
ってなったのは初めてです笑
お時間あれば是非ご覧になってください。
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