こんにちは。つむりです。
今や日本を代表すると言っても過言ではないアクション俳優「岡田准一」が凄腕の殺し屋を演じるアクション作品。
「ザ・ファブル」
週刊ヤングマガジンで連載されている南勝久の人気作品。発行部数800万部を突破!
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岡田くんのアクションだけでも一見の価値あり!
- ザ・ファブルあらすじ
- ザ・ファブル見どころ
- ザ・ファブルネタバレ感想
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目次
ザ・ファブル
公開 | 2019年 日本 |
監督 | 江口カン(めんたいぴりり、めんたいぴりり2) |
脚本 | 渡辺雄介(20世紀少年、ドラゴンボールZ 神と神(アニメ脚本は初)) |
原作 | 南勝久(ナニハトモアレ) |
本編 | 123分 |
出演 | 岡田准一 木村文乃 山本美月 福士蒼汰 柳楽優弥 向井理 木村了 井之脇海 藤森慎吾(オリエンタルラジオ) 宮川大輔 佐藤二朗 光石研 安田顕 佐藤浩市 |
ザ・ファブル あらすじ
裏社会では伝説と呼ばれた殺し屋「ファブル(寓話)」(岡田准一)。
仕事をやりすぎたため一年ほど潜れとボスから指示を受け大阪でパートナーと暮らすことになる。
ファブルは佐藤明という仮の名前を用意され、一年間は殺しをしないように普通の暮らしをしろと釘を刺され、同じく佐藤洋子(木村文乃)という名前を用意されたパートナーと兄妹として大阪へ向かう。
大阪では、ボスと取引のあった真黒カンパニーの組長の浜田(光石研)と若頭・海老原(安田顕)が出迎えてくれ、住む場所を用意してくれた。
しかし、真黒カンパニー内で、海老原の弟分で問題児の小島(柳楽優弥)が間もなく出所してくることや、幹部の砂川(向井理)が下剋上を狙っており、更に殺し屋を身近に置くということで浜田と海老原の間にも緊張が走る。
海老原は殺し屋という家業を嫌っており、佐藤の本性を見る為に、部下を使ってチンピラを仕掛けたり、組からの借金を踏み倒そうとした元レスラーを殺せと指示するが、明は普通の生活をさせて欲しいと話し、海老原と和解する。
明は、プロとして一般人を目指す為、仕事を探し始める。
家から近い古着屋に面接に行くが、古着に興味はないと素直に答えてしまい落とされてしまう。
別の日に花屋の面接に行く途中、明宅の近くのアパートで独り暮らしをしている清水岬(山本美月)と会う。
海老原も岬を知っており、健気な彼女には関わるなと言われていたが、岬の働くデザイン事務所「オクトパス」を紹介してもらい、配送係として働くようになる。(その後、ひょんなことから明のデザインが気に入られ時給アップ)
また、ファブルの仕事現場に訪れた二人の殺し屋フード(福士蒼汰)とコード(木村了)伝説のファブルを殺そうと、大阪まで追いかけてきていた。
一方、出所してきた小島が始めようとする仕事の矛先として、元々グラビアの仕事をしていた岬が狙われるようになる。
岬は断るが、職場や母親の周りの不穏の影が見え脅迫まがいのことをされ渋々承諾するため、小島の元へ向かう。
しかしそこへ、砂川の部下が乱入し二人を拉致します。
小島と連絡が取れなくなったことを不審に思い、入院中だった海老原が明に様子を見てきてくれと頼みます。
様子を見に行った現場では争った跡があり、明は拉致されたことを察知し、砂川のアジトに向かいますが、そこには大勢の砂川の部下と、殺し屋フードとコードが待ち受けているのでした。
ザ・ファブル 見どころ
岡田准一のアクション
日本の映画俳優としての地位を確かなものにしている岡田くん。
数種の武術や格闘技のインストラクターの資格を持ち、ドラマ「SPシリーズ」などで本格アクションシーンにも挑戦した岡田くんが見所満載のアクションシーンに挑戦しています。
今作は、「ボーンアイデンティティー」・「96時間」などのアクションを手掛けたアラン・フィグラルツとタッグを組んで岡田くん自ら、「ファイトコレオグラファー」としても参加。
つまり、
「アクションシーンの設計から携わっていた」ということです。
「ここまでスピーディーに動ける俳優は見たことがない」
アラン・フィグラルツ
特殊部隊に居た経験もあり、マッド・デイモンやリーアム・ニーソンなどのアクション俳優と仕事をしてきた彼に絶賛されていますね。
豪華俳優陣
豪華俳優陣達でしっかりと固めたイメージですね。
個人的にはまり役だったのは海老原を演じたヤスケンこと安田顕さんと、小島を演じた柳楽優弥さんです。
佐藤浩市さんも同じくなんですが、ヤスケンさんの言葉がちゃんと地に足ついている感じがいいなと。
柳楽優弥さんの見ていて居心地の悪い感じが良かった。
絶対悪いやつだってすぐに分かる感じとか、出所させたらダメな人感がすごくて、それがすぐに、ほら!だから言ったやん!ってシーンが満載でした笑
「誰も知らない」での初オーディションで目力がある!と是枝監督に抜擢され、その後数々の作品に出演した柳楽さんですが、その中でもウシジマくんやクローズでの役が生きてそうですね。
反対に、普段のイメージがさわやかすぎる向井理さんや福士蒼汰さんが少し弱かったのが残念でした。
佐藤次郎さんはどこにいても佐藤次郎さんですね。最高です。
ザ・ファブル ネタバレ感想
実写化の弱みが出てしまった。
正直、実写化ってものにあまり期待はしてないタイプです、僕は。
それでも、気になれば見ますし、見れば面白かった作品もあります。
ただ、「ザ・ファブル」については実写化の弱みが出てしまった作品かなと思います。
原作での主要な人物や後半にかけて重要な動きになる人物をなんとか登場させ、それを2時間ほどの作品にまとめる(もちろん原作のどこまでのストーリーを題材にするかにもよりますが。)ため、
- 仮の妹役の佐藤洋子(木村文乃)
- オクトパスのスタッフ貝沼悦司(好井まさお)の盗撮
- 組内の抗争に殺し屋も入ってきて中身がわちゃわちゃ
この内容が不要だったのかな?と感じる方も少なくないかもしれません。
もう少し、内容がすっきりしても良かったかもしれません。
ただ、原作をうっすら知ってる僕からすると面白かったです!
恐らく、原作大ファンでも、原作未読でも無く、読んだことあるくらいの人が一番楽しめる層なのかもしれません(←なんだそれ)
ジャッカル富岡はスルメ芸
初見ではピンとこなかったのですが、宮川大輔さん演じるジャッカル富岡のネタが、じわじわきます。
最初は、え?ってなるんですが、じわじわ来ます。じわる。
12分40秒までが面白い
岡田君のアクションシーンが見どころなので、クライマックスの戦闘シーンは確かに面白いです。
ですが、敵が多すぎて、いや、これ多すぎるわと笑いが出てしまいました。
なので、実際は冒頭から12分40秒までが面白いです。
日本のヤクザとマフィアの会合の席に現れた殺し屋ファブルがその場にいるものを鮮やかに殺していくシーンでは、CM制作上がりの監督のアイデアが光ります。
敵を6秒で仕留めるファブルの視線や考えを可視化して、白い糸状の導線を敵の急所に伸ばしそれを攻撃する。
ここは素晴らしかった。
残念ながら評価は低めの作品ではありましたが僕は楽しめました。
まとめ
実は、原作では小島の出所は15年ですが、実写版では8年で出所しています。
原作よりも、役者さんが少し若めになっているのも腑に落ちます。
まぁ何はともあれアクションは本当にすごい。
是非アマゾンプライムビデオでご覧ください。
2021年6月18日に続編公開!
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